ドメインとは『インターネットの仕組みを理解しよう!』でも少し書きましたが、インターネット上の住所の様なものです。
検索サイトやメールの送受信、ホームページの公開やブログの記事などなど、無くてはならない大切な存在です。そしてビジネスのために、ホームページについて詳しく知ろう。
今回はそんなドメインの事を、詳しく説明していきますね。
そもそもドメインって?
ドメインは英語表記ですと『domain』となります。一般的に領域を表していて、生物学や数学、地理学でも使用されています。
またホームページなどの他に、コンピューターの識別にも使われています。
ですが、ここでは『○○.com』に代表されるドメインについて述べていきます。このドメインというのは、IPアドレスと密接な関係にあるんです。
このIPアドレスですが、現在は主に使用されている『IPv4』というアドレスと、今後主流になるであろう『IPv6』という2つの規格があります。
IPv4アドレス例:216.58.197.3
IPv6アドレス例:2001:A3:22:59:3BC:11:FZ14:4B1D
これは『IPv4アドレス』が枯渇(こかつ)状態にあるためです。
まだ『IPv6アドレス』は一部で試験的に行われていますが、将来は『IPv6アドレス』になっていくでしょう。
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自分を変えたい人に必要なのは、ちょっとした勇気です。
このIPアドレスは、コンピューターにとってはとても判りやすく、人間にとっては覚えづらく大変不便な数列です。それを覚えやすく扱いやすくしたのが『ドメイン』です。
そしてIPアドレスとドメインを、自動で変換してくれるのが、インターネット上の『DNS(ドメインネームシステム)』なんです。
同じドメインは二つとして存在しない
ホームページやコンピューターに割り当てられている『IPアドレス』ですが、これも同じものは存在しません。
社内など組織のコンピューターが、ネットワークごとに同じIPアドレスを使用しているケースもありますが、これはインターネットと接続した時に別のIPアドレスが使われるので、重複しても問題がないのです。
同様にドメインも、世界中に同じものが二つと存在しません。
中には『○○△.com』と『○○△.jp』の様に非常に良く似ているドメインもあります。
しかし『○○△』が例え同じであっても『.com』と『.jp』が違う様に、『.(ドット)』の前の文字列が一緒でも、全く違うドメインになるのです。
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ちなみに『.jp(ドットジェーピー)』は日本(japan)を表しています。
これは国別コードと呼ばれていて、その国/地域に在住している団体/個人でないと取得できません。
それに対して『.com』は商用で世界中の誰でも、個人でも団体でも取得できます。
『○○△』に入る英語は、大文字と小文字の区別をしません。大文字であろうが小文字であろうが、同じ文字列であれば同じドメインとなります。
中には大文字と小文字を混在させているドメインもありますが、小文字のみで表記しているドメインと同じものになります。間違えやすいので注意が必要です。
サブドメインとサブディレクトリ
『サブドメイン』と『サブディレクトリ』という言葉は聞いたことがあると思います。もしまだ聞いたことも無いという場合には、この機会に、きちんと把握しておく事をおすすめします。
私のホームページで説明をさせて頂きます。
『https』の後ろにある『faint.online』ドメインですが、これを『ルートドメイン』もしくは『独自ドメイン』と呼びます。
根本に当たる部分です。あなたが今後ドメインを購入するのでしたら『○○.net』や『○○.biz』などの『ルートドメイン』を購入する事になります。
この『○○』の部分は、自分の好きな文字で決める事が出来ます。使用可能な文字は半角英数字と『-(ハイフン)』です。最近では、日本語の漢字やひらがなもドメイン名として使用する事が出来ます。
この『独自ドメイン』の前に『sub.』など、もう一つ付けたのが『サブドメイン』です。これは新たなサイトのURLとして認識されます。
ホームページなどのサイトを、複数利用する場合などに用いられます。
この『サブドメイン』を作るには『独自ドメイン』の所有者でないと権限がありません。
また新たにドメインを購入しなくて済むので、費用が掛からないというメリットがあります。
『サブディレクトリ』は、『ルートドメイン』の後ろの『/(スラッシュ)』の後ろにくる、例『sub/』の様なものです。
これは『ルートドメイン』の階層(ディレクトリ)を表している通り、『ルートドメイン』の下に位置づけられます。
具体的には『カテゴリ』や『問い合わせページ』、ブログの『記事』に当たります。
なので『サブディレクトリ』は、階層が下になればなるほど『/(スラッシュ)』が付き、その後ろにご自身が決めた文字列や規則正しい番号が並ぶのです。
以上が『サブドメイン』と『サブディレクトリ』の違いになります。どちらも『ルートドメイン』『独自ドメイン』から派生しているのです。
ドメインの種類
先程『○○』の部分は、任意の文字列をご自身で決められるというお話しをさせて頂きました。
組み合わせを考えると無数に存在しますが、あまり長いものはおすすめ出来ません。閲覧者にとっても、分かりづらいものになってしまいます。
あなたがやろうとしている事、または会社名、事業者名などが望ましいでしょう。また日本語でもドメインは作れますが、こちらは、おすすめ出来ません。ビジネスの成功もしくは起業をするのに必要な条件を明かします。
サイト訪問者にとって、すぐに認識してもらえるというメリットはありますが、メールアドレスが、作れないのです。
折角ドメインを取得したのに、メールが使えないのは残念ですよね。またサーバーの中には、日本語ドメインに対応していない所もあります。
『ドメイン』の後半部分には、様々なものが存在しています。
前述した様に『.com』は企業や商用利用目的です。
『.net』は主にネットワークサービスを提供する利用目的です。
『.org』は主に非営利団体での利用目的です。
中には『.tokyo』や『.nagoya』などの地名もありますし、『.blue』や『.pink』などのカラーもあります。
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『食』を中心にしたサイトや『カフェ』を目的にしているのでしたら、『.cafe』や『.cooking』もあります。
また美容系でしたら『.style』や『.salon』というのもあります。
一度決定したドメインを変更するのは、マイナスな事があまりに多いです。
また現在他の人に使用されている『ドメイン』は使えません。
残念ながら早いもの勝ちなのです。ですので、良~~~~く考えてから決める様にしてくださいね。
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まとめ
『ドメイン』について解説をしてきました。
理解はして頂けましたでしょうか。ホームページ・Webサイトの作り方の手順はここから始めよう!
ホームページやWordPressでのブログを検討しているのでしたら、『独自ドメイン』の購入を検討してみてください。世界で一つだけの、あなただけの『ドメイン』になるわけですからね。
くれぐれも早計な決断で決めないでくださいね。
中には数十円や数百円と安価な『ドメイン』も存在しますが、翌年からは更新料が掛かります。
『ドメイン』の更新料が遅れると、一所懸命に育ててきたサイトが、水の泡と消えてしまう危険性があるからです。
ですが、きちんと更新料を支払っていれば、そんな事にはならないですよ。
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何卒よろしくお願い致します。
私も『独自ドメイン』を取得したから、あなたに読んでもらえているのです。
感謝感謝です。最後まで読んでくださり、ありがとうございました。