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環境問題編

ゴミ問題を正しく知ればあなたの生活や未来が大きく変わる

 日本でもようやく『マイクロプラスチック』の問題が取り上げられはじめました。これまでも『地球温暖化』や『ダイオキシン』、『再生利用』や『ゴミ処理場』など様々なゴミに関する問題がありました。

 

 そしてこの『ゴミ問題』は、益々深刻化していき、我々の生活を脅かす事が予想されます。

 

 お住まいの地域や自治体によって違いがあるゴミの分別ですが、なぜ分別をしなければいけないのか。それは私達にとって、どの様な影響をしているのかを一緒に考えていきましょう。

 

世界の電子ゴミ

 

大量の電子ゴミ

 

 私達が日常生活で使用している携帯電話やスマホ、デスクトップパソコンやノートパソコン。またデジタルカメラやプリンター、テレビや冷蔵庫などの家電製品も含めて、総称として電子ゴミと呼ばれています。バッテリーや電子回路が入っており、再利用可能な貴金属やレアメタルといった希少金属なども入っています。

 

 世界中で廃棄される電子ゴミの総重量は年間5000万トンにもなる。有名なギザのピラミッドの中で、最も大きいクフ王のピラミッドが、およそ575万トンだとされています。なのでクフ王のピラミッド約8.7個分の電子ゴミが、毎年廃棄されているのです。しかもこれは年々増え続けています。

 

 これら電子ゴミが、どの様に処理されているのかを、あなたは知っていますか?

 

 リサイクル法などで再利用されていると考えられがちですが、そんなことはありません。実際にリサイクルされているのは、約2割程度です。残りのおよそ8割は、発展途上国へ送られています。

 

 輸出といえば聞こえは善いですが、実際には発展途上国に捨てているのです。そこでは仕事のない人々が電子ゴミを分解して、貴重な金属類を取り出して生計を立てています。すぐそばでは再利用出来ないプラスチックやゴム、バッテリーなどが燃やされています。

 

 汚染物質は大気中に蔓延し、土壌に浸透していきます。想像を絶するほどの劣悪な環境で彼らは暮らしているのです。仕事も無く他所の土地へ逃げる事も出来ません。生きていくためには、汚染された空気の中でゴミの山から金属を取り出すしかないのです。咳が続き、視力が低下し、身体が痛くても食べていくためには止められません。

 

 これら電子ゴミを輸出する行為は、国際法上で禁止されています。ですが、わずかな中古品に再利用出来ない電子ゴミを混ぜて輸出をし続けている現状なんです。先進国から輸出される中古品の中の約90%は、この電子ゴミなんです。

 

 

 何気なく捨てている電子ゴミですが、要は回収業者次第なんです。自社でリサイクルをしている優良な企業は、何も問題がありません。しかし実際にはリサイクルなどせずに、海外に輸出している業者も多く存在しています。そっちの方が儲かるからです。これは世界的な電子ゴミビジネスなんです。

 

 電子ゴミを不正に輸出している国は、アメリカ・中国・日本・欧州連合(EU)・韓国がほとんどです。所得の高い人が、所得の低い人の家の中や庭にゴミを捨てても良いとする行為なんですよ。自分さえ良ければ良い、目先の利益を優先するなんて、恥ずかしくないんですかね・・・。

 

 まるで発展途上国は、閉ざされた箱だとでも思っているのでしょうか。空気は世界中で繋がっています。汚染された土壌は、いつか海に流れ出します。海洋生物にも少なからず影響するでしょう。やがて自分達の口に入る、自分達の身体に悪影響を及ぼすとは考えられないんですかね。

 

 早急に対応をしないと大変な事態になるでしょう。まず我々が出来ることとして、『新しい商品依存』をなくす事でしょう。まだ充分に使える物は、使い続ける。修理可能な物は、修理をする。そして廃棄をする時には、リサイクル優良企業を見つける事です。あなたの考え、あなたの行動で、あなたの未来が変わるのです。

 

マイクロプラスチック

 

圧縮された大量のペットボトルゴミ

 

 マイクロプラスチック問題を伝える前に、前述の電子ゴミと同様に廃プラスチックが先進国から発展途上国へと送られている。途上国に届いたコンテナを開くと、虫や異臭と共に大量のペットボトルや廃プラスチックが押し込められているのだ。

 

 こういった事例は、近年少しずつだが改善されています。輸入規制や輸出国への強制送還をしています。こういった非道徳な先進国の中には、当然日本も入っているのです。私達が「リサイクルのため」とラベルを剥がし、水で洗ったペットボトルなどが、海外に行っているとは到底思いもつかないことでしょう。リサイクル・環境保護とは一体何なんでしょう。

 

 ご存知の様にレジ袋の有料化やプラスチック製のストローの廃止が注目されています。石油が原料であるプラスチックは、自然分解されず細かく砕けていくだけで、半永久的に残る物質なのです。これらが海に入ることで、紫外線や波の影響を受けて、1mm以下または5mm以下になったものをマイクロプラスチックと呼ばれています。

 

 研究結果によると既に海には1億5000万トン以上ものプラスチックゴミがあり、今後も年間800万トンが海に流れ込むとされています。そしてマイクロプラスチックになってしまうと、その小ささのため回収することが出来ないのです。

 

 また魚類・貝類・甲殻類を始め、海鳥や海洋哺乳類が誤飲してしまいます。プラスチックは消化されないために、直接的にその生物は死に至ってしまいます。さらにそれを捕食した生物にも影響があり、人間の口に入ることになるのです。

 

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 そして問題は海だけではありません。あまりにも小さくなったマイクロプラスチックは、風に飛ばされて陸上にもやってきます。という事は、私達が知らないうちに呼吸と一緒に、マイクロプラスチックを吸い込んでいる可能性があるのです。実際に空気中のプラスチック濃度を計る機械もあり、広がっている可能性が指摘されています。肺に入ると蓄積されるため、人体への影響も危惧されているのです。

 

 世界の多くの国ではストローやマドラーなど、代替可能な使い捨てプラスチックの使用を2021年から禁止します。しかし日本では、この様な対策をしません。『回収からリサイクルの徹底』や『ボランティアなどにより海に流出する前に止める』、『漂着物の回収処理』と謳っているのです。なんかおかしい気がしてきますよね。

 

 便利なものに依存していると、いつか痛い目をみるということです。プラスチック問題も早急な代替商品などの対応をしていかないといけないと考えられますよね。

 

 さて本当にそうなのか・・・情報が偏っていないか、さらに見ていきましょう。

 

ゴミ集積所

 

ゴミ集積所のゴミ箱に上半身が入った人のイラスト

 

 次に取り上げるべき問題は『ゴミ集積所』です。普段何気なくゴミ出しをしていますが、集積所から学ぶことは多いんですよ。治安の善し悪しが、このごみ集積所から見て取れます。

 

 例えばペットボトルのラベルがきちんと剥がされているとか、缶詰を洗ってから捨てるなど、個人個人の問題と捉えられがちですが、そうではありません。自治体や地元の人達の意識が、ゴミ集積所には表れているのです。

 

 また分別のルールが守られていない人が多い地域では、治安も悪く近隣トラブルや騒音問題にも発展していることが多々あります。意識的にそうしているのではなく、ルールを知らなかったり、面倒くさかったりするのだと思うのですが、ゴミ集積所から『どういった人達が住んでいるのか』が分かるのです。

 

 きちんと分けて収集してくれる清掃員の方もいますが、時には収集不可として集積所に置いていかれます。また袋が破けてゴミが散乱していたり、収集日とは違うゴミが出ている場合もあります。この様な時に自治体や地元住民が、どの様に対処しているのかが見えてきます。

 

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 放置したままなのか、自分達で処理をするのか、改善していこうと努力をするのかで、街の環境は雲泥の差になっていくのです。さらに汚いままのゴミ集積所の街では、落書きが目立ちます。人の心が汚れていると街も汚れていき、街が汚れていると住んでいる人の心も汚れていくのです。

 

 そしてゴミからは『人』が見えてくるんです。生ゴミや野菜の切れ端が入っていないゴミからは『自炊をしない人』というのが分かります。また化粧品や衣類から『女性』だということも、ある程度予想されるのです。

 

 気をつけておかなければいけないのは、携帯電話の請求書や住所氏名の載った郵便物が外側からでも見える捨て方です。いつ自分が犯罪被害に遭わないとも限らないのです。細かく細断したり、表から見えないようにしてくださいね。

 

 この様にゴミ集積所からは、多くを学ぶことが出来るのです。

 

ダイオキシン

 

ダイオキシン類配列のイラスト

 

 近年では全く取り上げられなくなった『ダイオキシン問題』です。ことの発端は、1997年に大阪のゴミ処理施設の敷地内から過去最高濃度のダイオキシンが検出されたというものです。これを機に各マスコミは、こぞって『ダイオキシンは猛毒である』と報道をして、年々過熱していきました。

 

 しかし実際には人体に対しての被害がほとんどない事が明らかになったのです。では何故そんな誤報をマスコミは取り上げたのでしょうか。

 

 そもそもダイオキシンという毒物は存在しません。詳しく書くのは控えますが、塩素がついた有機化合物の総称なのです。なので『ダイオキシン類』と呼ばれています。しかもその数は一定ではなく、ダイオキシン類に加えてみたり減らしてみたりしているのです。200とも400とも言われています。(不勉強で、すみません。)

 

 このダイオキシン類は『無害なもの』『わずかに毒性のあるもの』『猛毒のもの』と分類されているのですが、全て動物試験によるものです。中でも最も毒性の強いものでも、人間に対してどの程度の毒性なのかは、分かっていないのです。ほとんど毒性がないとの見解を示す科学者も多いんです。

 

サブスクの恐怖に気づかずにいつまで騙されるのですか

 

 ダイオキシン類は自然界にも多数存在しており、ゴミの焼却温度によって発生するダイオキシンだけが、特別悪者だとするのが間違いだったのです。しかも当時のダイオキシン騒ぎに便乗して書籍を出版した人は、モルモットなどの実験のデータを使用して、本文では人間へどれだけ被害があるかを書いていたのです。もう本末転倒です。

 

 ダイオキシンが報道された当初は、ほとんどの人がダイオキシンの存在すら知らず、大昔から自然界に存在していたことや、ほとんど害がないなど知る由もなかったのです。そこで何が行われていたのか、誰が得をしていたのかなんてことは一切報道などされるはずもないのです。ましてや誤報を流していたテレビや新聞といったマスメディアは、訂正も謝罪もありません。

 

 『世界は逆さまだった衝撃の真実』をほとんどの人は知らないでしょうし、嘘と間違いだらけの世界で、あなたはどう生きていきますか?と問いたいです。

 

ゴミの分別

 

リサイクル用のゴミ箱4つ

 

 我々はルールで決められただけでなく、ゴミを分別すれば資源になると信じています。本当にそうでしょうか。

 

 平成7年(1995年)に『容器包装リサイクル法』が成立し、平成9年(1997年)には施行されました。家庭から出されるゴミの容積の約6割を占める容器包装廃棄物を、『ゴミ』ではなく『資源』として有効活用をしようという法律です。

 

 先程のダイオキシン問題が起きたのが、平成9年(1997年)です。何か関係がありそうじゃないですか。「このままでは廃棄物貯蔵所がいっぱいになる。」「プラスチックを燃やすとダイオキシンが発生する。」と政府もメディアも世間を煽った結果、ゴミの分別を受け入れやすくしていったのでしょう。

 

 いまの日本では、分別回収をしたプラスチックゴミはリサイクルされていると考えている人がほとんどでしょう。しかし実際には、その7割以上を燃やしているのです。日本の発表ではプラスチックのリサイクル率は85%にものぼります。「えっ、どういうこと?」と思われるでしょう。

 

 一般的な見解として『リサイクル』と聞けば、分解して新たな製品にするものを想像するでしょう。例えば再生紙のように、ペットボトルからペットボトルへ、廃プラスチックからペンチになるなどです。この様にリサイクルされている物も確かにあります。ただ新品から作るよりも費用も時間も掛かってしまいます。

 

 

 ですがプラスチックを燃やして熱をエネルギーとして回収するという仕組みを『リサイクル』と謳っているのです。この熱を火力発電や温水プールに利用するというものです。可燃ごみには生ゴミなどの水分を多く含んだものが多く、燃えにくく温度が上がらないので、プラスチックが燃料として重宝されるのです。

 

 しかし『リサイクル』という観点からみると、熱エネルギーに変換させるのは、どうにも納得がいかないところでしょう。実際に熱エネルギーに利用している国も多数あるが、世界的にもこの方法をリサイクルと呼んでいる国はなく、日本だけなのです。

 

 前述した様に可燃ごみは燃えにくいので、よく燃えるように燃料を多く使用しています。なので廃プラスチックなどは、分別しない方が得策なのではないでしょうか。その方が燃料も少なくて済みますし、どうせ熱資源へと変わるのですから。

 

 またせっかく分別したプラスチックゴミが、他所の国を汚すなどあってはいけないのです。ゴミの分別問題をあなたはどう考えますか?

 

食品ロス

 

大量に捨てられたオレンジのゴミ

 

 ゴミ問題を取り上げる際に『食品ロス』は外せない問題です。売れ残ったものや食べ残したものに限らず、まだ食べられる食品や期限が近いものも捨てられている現状、これが食品ロスです。

 

 日本の食品ロスは、年間600万トン以上です。ギザのピラミッドよりも重いんですよ。これがまだ食べられるのに毎年毎年捨てられています。日本の食料事情についても海外へ輸出する量は、ほぼゼロです。単純な輸入量だけですと、世界9位ですが、輸出量に対する輸入量で換算すると世界第一位なんです。

 

 食品の輸入が途絶えたら、私達が生きていくのは厳しくなるのに、簡単に捨ててしまっています。これは外食産業の食べ残しが多いと思われがちですが、大きな間違いです。実際に外食産業の食品ロスは、およそ半分程度です。つまり残りの半分以上は家庭から出されているのです。

 

 そんな中で、現在の子供たちは家庭の事情などにより、貧困の危機にあります。7人に1人は、充分な食事を摂ることが出来ません。さらに一日の食事が給食だけという子供たちもいるのです。

 

 こんな恐ろしくも悲しい現実が、日々繰り返されているのです。何が先進国ですか。何が困っている人を助けようですか。

 

自分を変えたい人に必要なのは、ちょっとした勇気です。

 

 さらに一般家庭から出される生ゴミのうち、手つかずの食品がおよそ2割もあったというデータもあります。しかもそのうちの4分の1は、賞味期限前にも関わらず捨てられていたというのです。何かがおかしいと思いませんか?

 

 スーパーや八百屋で購入する人参は、もう既に皮が剥いてあります。ピーラーで剥く必要はないのです。また卵の賞味期限は、万が一切れたとしても数日以内でしたら、加熱をすれば食べることが出来ます。

 

 そもそも消費期限は、安全に食べられる期限であり、問題が起こってからでは遅いので、元々の設定が7割ほどに抑えられて表示されています。また賞味期限は、美味しく食べることが出来る期限です。表示が過ぎた翌日から、すぐに悪くなるというものではないのです。

 

 たまに「自分が買ったものだから、どうしようが勝手だろ。」という人がいます。確かにどうしようが構いません。しかし私達が捨てる食品ゴミは、各地域のゴミ処理場で焼却されます。その費用は年間、約一兆円にもなるのです。当然ながら国民の税金です。どうしようが勝手ですが、税金が上がっても文句は言わないでくださいね。

 

まとめ

 

 

 ゴミ問題を考えるきっかけになったことでしょう。企業は新しい商品を売りたいですし、便利になると人は愚かになるのです。知らないまま、何もしないままだと、確実に悪化していくでしょう。

 

 偽の情報で国民に恐怖を与えて煽ってみたり、主婦や老人達は暇だから分別させておけと言われてしまいます。ストローがプラスチックから変わっても、世の中のプラスチック製品は山ほどあるんです。我々の身体は蝕まれて病気になる。商品の金額や税金はどんどん上がる。

 レジ袋の削減や有料化、ストローの紙製への変更は、本当に意味があるのか?マイクロプラスチックの本質は、ここなのか?本当にゴミを分別する意味があるのか?自分だけ良ければ他人はどうなっても良いのか?さあ考えて行動する時です。ゴミ問題を正しく知ればあなたの生活や未来が大きく変わるのですから。

 

 

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