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向上編

あなたの意思や行動は本当にあなた自身が決めていますか?

 趣味嗜好や物事の選択、思考や行動といった、あなたの選ぶものは本当にあなた自身が決めていますか?「そんなこと当たり前だろ!」という声が聞こえてきそうですが、本当にそうでしょうか。

 

 上司から「これやっておいて」と、言われた仕事内容とかは別ですよ。親から「宿題やりなさい」とか「部屋を片付けなさい」とか、言われるのは自分の意思ではないですよね。「今やろうと思ったのに・・・」は、あるあるなので気持ちは分かります。(笑)

 

 ですが今回はちょっと怖い話しになります。どういう事なのか・・・覚悟してどうぞ。

 

実は操られている!?

 

操作するためのコントローラー

 

 時として人は理解し難い行動をとるものです。新型コロナウイルスで自粛生活を余儀なくされているのに人混みに行く。県外のパチンコ店にまで出掛けてしまう。大勢で集まってバーベキューをする。

 

 感染者数が減らないのにGoToトラベルキャンペーンをしようとする。さらに・・・

・GoToキャンペーン費用が、約1兆7000億円
・アメリカの戦闘機購入費用が、約2兆4700億円
・令和2年7月豪雨の支援費用が、4000億円
・コロナで学費が稼げない学生への補正予算の費用が、7億円

と、政府による我々の税金の使い方です。トホホ・・・なんだかなぁ。

 

 国家の基本的な機能である『国民の安全や安心、社会の安定』は、何処吹く風です。これに対しての異議はありますが、今回の内容とは異なるのでちょっと置いておきますね。

 

 本当に理解し難いですが、これら全てが『本人の意思決定』だと思いますよね。個人であろうが、法人であろうが、政府であろうが、首相であろうが、その人自身が考えて行動しています。

 

 

 しかしこれらの意思決定が、実は当事者以外に操られていたとしたらどうしますか?自らの意思で、自分で考え、自分で行動をしたのに、自分では気づかないうちに本当は操作されているとしたら?

 

 こんな事が本当にあるんです。

 

操作するハリガネムシ

 

カマキリ

 

 まず最初に人間には関係ないですが、カマキリやコオロギに寄生するハリガネムシというのがいます。髪の毛の様に細くて長い寄生虫です。

 

 このハリガネムシは川に生息していて、川の中で卵を産みます。卵から孵化(ふか)した幼生は、川底でうごめいています。それを見つけたカゲロウやユスリカなどの水生昆虫が捕食します。そして成虫になったカゲロウやユスリカは、川から陸にあがっていきます。

 

 するとカマキリがそれらを捕食するので、宿主であるカマキリに寄生するという仕組みです。また理由は不明ですが、幼生の状態で水辺の草の露に生存していて、コオロギなどの草食性昆虫が草ごと捕食するというものです。

 

 こうして宿主のお腹の中で、すくすくと成長するハリガネムシ。その期間はおよそ2~3ヶ月ほどと言われています。その間に宿主から栄養を得るだけではなく、宿主の生殖機能を失わせます。そして成虫になったハリガネムシは、カマキリやコオロギなどの宿主を操るのです。

 

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 本来カマキリは、水を嫌い川などには近づきません。コオロギも泳げないので、近くまでは行きますが川に入ることなどありえないのです。しかし本人(?)本虫(?)も気づいていないでしょうが、宿主を川へ飛び込ませて宿主のお尻から脱出します。そして子孫を残すために交尾・産卵をするのです。

 

 川に飛び込まされたカマキリやコオロギなどは「ん?なんでだ?」と、気づく前に命を落とすか、魚に食されてしまうでしょう。この様にカマキリ自身やコオロギ自身は、自分がなぜ川に飛び込んだのかを理解出来ないでしょう。

 

 自らの意思で川に飛び込んだ。自ら死を選んだと思っているかもしれません。虫の気持ちや思考などは分かりませんが、確実にハリガネムシに操作されているでしょう。

 

 何故ならハリガネムシに有利になるようにしているからです。そしてこういった事例は、ハリガネムシに限った事ではないのです。

 

宿主を守るマラリア原虫

 

マラリア感染の蚊

 

 人々を苦しめてきた三大感染症の一つであるマラリア。人間を最も殺している生物である『蚊』を媒介して、アフリカや中南米、東南アジアを中心に、年間約2億人が新たに感染して、毎年40万人以上の人がマラリアで亡くなっています。

 

 世界中の研究機関や製薬会社などが、マラリア撲滅のためのワクチンや抗マラリア薬の開発を進めていますが、未だに完成には至っていません。

 

 この様に非常に恐ろしいマラリアを起こすマラリア原虫は、約200種類も見つかっています。そして宿主を操るどころか、宿主を守らせる行動もとるのです。

 

 蚊の体内で感染の初期段階を過ごすマラリア原虫ですが、雌の蚊は産卵のために他の動物の血液を吸わないといけません。しかしこの血を吸う行為は、マラリア原虫にとって非常にリスクが高く、万が一にも蚊が叩き潰されでもしたら、次の宿主である人間の体内への侵入が叶いません。なので宿主である蚊を守る行動をとります。

 

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 まずあまり血を欲しない様にします。人間のそばに行かなければ、宿主である蚊が殺される危険を減らせます。また血を吸うことが出来なかったら、すぐに諦めて飛び立つ様にしているのです。

 

 しかしマラリア原虫は、人間の体内に寄生出来る状態まで成長をしたら、これまでとは正反対の操作をします。必要以上に血を欲するようにして、もう血を吸いすぎて満腹にも関わらず、人間を探して何度も何度も肌を刺すのです。

 

 もし宿主である蚊が叩き潰されたとしても、もう新たな宿主である人間の体への移動は終了しているので何の問題もありません。

 

 一方では宿主を守り、もう一方ではハリガネムシ同様に宿主を粗末に扱う。そう全ては寄生体自身の生存のためなのである。

 

 この時の雌の蚊も、自分の行動を全く把握していないでしょうね。

 

皮膚を突き破るギニアワーム

 

池に足でバタバタする女性

 

 日本では馴染みのない名前なので、初めて目にするかもしれません。感染リスクは、安全な飲料水を確保しづらい地域で報告されています。

 

 ギニアワームの幼生は、寄生していない状態ですと、水中で3週間ほどしか生きることが出来ません。
しかしミジンコに食べられ(寄生して)ると、4ヶ月ほども生きることが出来ます。そしてこのミジンコを含んだ飲み水を口にした人間に寄生をするのです。

 

 ギニアワームという名前からも分かる通り、細長い蠕虫(ぜんちゅう)です。成虫になると約1メートルほどにもなる寄生蠕虫です。およそ10ヶ月~14ヶ月で、人間の体の中で約1メートルほどの長さに成長するんです。

 

 感染してから9ヶ月ほどは、何の症状もありません。しかし成長したギニアワームは、皮下組織を動き回り足へと移動します。そして足が熱く感じられるようになり、感染者本人はなんとか冷やそうと池や沼などに足を入れます。この行動自体も操作されているでしょう。

 

 そして足を池や沼などにつけた途端に、皮膚を突き破って水の中へ移動をするのです。この時が非常に痛く、感染したことのある女性は「お産の時よりも痛かった」と話しています。成長したギニアワームだけではなく、数万匹の幼虫も一気に水へと放たれて、次の寄生先へと旅立つのです。

 

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 足に熱をもたせて水場に浸ける様に人間を操作する。それが自分たちの生きる道であり、子孫を残すこと、次の世代へと繋いでいく行為なんです。確実に行動を操られていますよね。

 

 この様にとても恐ろしいギニアワームですが、世界中で撲滅への動きが加速しています。清潔な飲み水のための井戸の普及や資金援助、二次感染の防止に取り組んでいます。

 

恐怖心を無くすトキソプラズマ

 

ネコ

 

 近年とても話題になっているトキソプラズマという単細胞生物。終宿主としてネコに寄生しています。

 

 終宿主とは、寄生虫において有性生殖を行い新たな世代の個体を生み出す宿主のことです。前述のギニアワームにとって人間が終宿主にあたります。

 

 トキソプラズマに感染したネコの糞には、有性生殖をしてオーシストという丈夫な壁の様なものに包まれた状態で放出されます。これは消毒液などに対する抵抗性が高く、数ヶ月生存することが確認されています。

 

 このオーシストが付着した食べ物を、中間宿主であるネズミが体内に取り込み感染をします。するとネコの尿への警戒心が薄くなります。本来であればネコの尿の匂いは、ネズミにとって恐怖でしかありません。天敵であるネコが近くに存在している可能性が高いからです。

 

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 また反応時間が遅くなり、ネコに見つかりやすい動きをしだすのです。あたかも終宿主であるネコに食べられやすくしているかの様に。

 

 こうして新たなネコに捕食されたネズミの中のトキソプラズマは、有性生殖をして新たなオーシストを糞と一緒に放出するのです。この様にネズミを操作して自分達を繁殖させていきます。

 

 恐怖心を無くして、反応時間を遅らせて、時には無気力にさせるトキソプラズマですが、寄生するのはネズミとネコだけではありません。ほぼ全ての哺乳類に感染します。もちろん人間にも感染して、同様の症状が現れます。感染経路は、やはりネコの糞やガーデニング、不衛生な水やゴミ箱、また加熱が不十分な食肉を食べることからも感染するのです。

 

 

 さらに上記の症状以外にも、妊娠中の女性がトキソプラズマに感染すると、死産や流産、先天性異常や重篤な症状が現れることが分かっています。

 

 またトキソプラズマに感染した人が交通事故に遭う確率は、2.7倍にもなるという報告もあります。注意力が散漫になり、危険に対する不安が下がり、統合失調症を発症しやすくなり、自殺率も上昇しているという報告まであるのです。

 

 世界的には3人に1人が感染していると言われています。日本では少ないですが、毎年感染者は報告されており、近年増加傾向にあると言います。ワクチンは存在していません。なので日頃の注意が必要です。

 

 あなたの脳がコントロールされるかもしれないのです。

 

インフルエンザウイルスの猛威

 

ウイルス

 

 毎年寒い時期になると猛威を振るうインフルエンザウイルス。発熱や悪寒、関節痛といった症状があり、重篤化すると命を落とす危険性もあります。また子供たちは急激に悪化をしてインフルエンザ脳症になることもあり、異常行動を起こしたり、最悪の場合は死に至る大変危険な病気です。

 

 2020年7月現在、新型コロナが世界中を恐怖に陥れています。気温が上がっても一向に終息する気配がありません。こちらも同様に怖いですよね。絶対に軽視してはいけません。

 

 どちらも恐ろしいウイルスですが、感染拡大のスピードは圧倒的にインフルエンザウイルスの方が速いのです。さらに人以外の動物に感染して、突然変異を起こすことでも知られています。

 

 このインフルエンザウイルスですが、咳やくしゃみで他人に感染させるのは周知の事実です。ということは、咳やくしゃみをするように操作されていると言えます。

 

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 さらに感染した人が家で寝込んでいると、ウイルスの子孫を残すことが出来ません。また致死率が高すぎると、ウイルスの子孫が増えません。なのでインフルエンザウイルスに感染すると、社交的になり人が密集している所へ出掛ける確率が高くなるという研究結果があるのです。

 

 まるでインフルエンザウイルスが、人を操っているかの様です。新型コロナに感染した人が、外出して感染拡大を起こした事例は記憶に新しいことでしょう。

 

 この様に自分では「自宅待機」「自粛」」と分かっているであろうに、行動を起こしてしまうのです。

 

 宿主である人間を簡単には殺さずに、次から次へと蔓延させる。他人と接触させる。咳やくしゃみが止まらなくなる。これを操作されていると言わずに、何と言えば良いのでしょうか。

 

HIVは性欲が高まる

 

HIVという文字

 

 HIVもウイルスの一種です。よく混同されがちですが、HIVとエイズは、イコールではありません。HIVは、(Human Immunodeficiency Virus)の頭文字を取ってつけられた名前で、『ヒト免疫不全ウイルス』と言います。

 

 一方のエイズは『後天性免疫不全症候群』のことで、健康な人であれば何ともない病気を、免疫力が低下した事によって発症した状態のことです。もしHIVウイルスに感染したとしても、定められた『23疾患』のいずれかを発症していないのであればエイズではないということです。

 

 感染経路としては、コンドームをしない性行為、注射器の使いまわしなどによる血液感染、母子感染が主で、日本国内で最も多いのが性行為での感染です。

 

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 そしてHIVウイルスの仕業だと思われるのが、性欲が高まるということです。ウイルスからしてみれば、人間に感染拡大させるには、性行為が一番手っ取り早いのでしょう。

 

 感染の初期段階では

・集中力の低下
・思考スピードが遅くなる
・物忘れが増える
・性欲の低下
・気分の落ち込み
・気力の低下
・パニックになる

などといった症状が報告されています。しかし後期になるにつれて「以前より性欲が高まった」と、多くの人が証言しているのです。その数は、およそ半数にものぼると言われています。

 

 感染者の性欲を高めさせて、HIVウイルスの感染拡大を目論んでいるのでしょう。

 

まとめ

 

女性の顔と脳

 

 ちょっと衝撃的な内容だったのではないでしょうか。本記事では寄生虫やウイルスをメインに書かせて頂きましたが、我々を操作しているのはそれだけではありません。

 

 GoToトラベルで旅行の半額が戻ってくる。または割引される。ポイントがもらえる。などで旅行を計画したのは、本当にあなたの意思ですか?また東京除外に伴いキャンセルした人達は、誘導されていませんか?

 

自分を変えたい人に必要なのは、ちょっとした勇気です。

 

 日頃使っているスーパーよりも数十円安いからといって、遠くのスーパーに行くのは行動をコントロールされていませんか?世の中には、まだまだ『思い通りに動かす』ものが多く存在しています。充分に注意してほしいですね。

 

 さて再度あなたに問います。
『あなたの意思や行動は本当にあなた自身が決めていますか?』

 

 

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 最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

 

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