世間では様々な商品が店頭に並んでいます。尿素をはじめ薬や保湿剤はその人に合っているのか、いないのか?アトピーの人や乾燥肌の人にとっては、切実な問題ですよね。
アトピーが悪化しない様に、自分に合った物を選んで使用する事が大切です。この記事では、実際に自分の皮膚で尿素配合の保湿剤を使用して実験しました。
始めに断っておきますが、私は尿素配合の商品を肯定も否定もしていません。それをご理解ください。
もし少しでも痒みが増したら使用を中止してくださいね。
※この記事は2016年6月に投稿していますが、2020年4月に追記・改稿をしています。
いきなり登場した尿素配合!
もう十年以上前になるかと思います。尿素配合の保湿剤を使用していました。当時は「あれにも尿素、これにも尿素」というぐらい色々な化粧品に入っていましたね。
皮膚の改善に効果があるという事だったので、私も使用していました。一番最初に塗った感想は『ヒリヒリして痛い』というものでした。
でも『良薬は口に苦し』ということわざもあるし、使い続けていれば慣れるだろうと、安直に考えて何日も塗っていたのを思い出します。
その後、なんだか悪化した様な気がして、さらに大量に日に何度も塗っていました。そんなある日、知人から「尿素はアトピーの人には良くないよ。」と言われ愕然としたのを覚えています。
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まさか!?と思いましたね。当時インターネットや本で調べた所、尿素は
『皮膚の乾燥を防ぐ。』
『皮膚のバリア機能を改善する。』
『炎症が治まる。』
などなど、良い事が並んでいました。
知人の話が本当なのか、本などの事が本当なのか分からなくなった私は、自分の身体で実験をしてみました。
自分自身で知った驚愕の事実!
二週間は塗り続けて経過を観察しました。そして元の皮膚の状態に戻し、二週間は塗らないで経過観察。また元の皮膚の状態に戻し、二週間は尿素の入っていない保湿剤で経過を観察する。
すると明らかに尿素配合の保湿剤を使用していた時が、何も保湿剤を塗らない時よりも状態が酷かったのです。
これには驚きました!!
「世界中の研究データや文献は正しくないのか?」
「何故世間は尿素配合を推し進めているんだ~!?」
「尿素ってなんだ~??」
「マスコミに踊らされているのか~??」
いや、そうではないらしいんですよ。
尿素配合の効果である『乾燥を防いで、バリア機能を改善し、炎症が治まる』のは実際にそうなんです。肌の乾燥を防ぐ対策は保湿?保水?それとも・・・
ただアトピーの私には合わなかったという事です。いま現在尿素配合を使用していて、何も問題ないのであれば、構わないです。否定をしているのではありません。
しかし尿素のピーリングという作用は、『角質を剥がして肌をツルツルにする』効果があるのです。
新しい皮膚が生成される前に、肌を保護している角質を剥がしてしまう。アトピーの人には向いていないのではないかと思いますね。
まとめ
インターネットを調べてみると、賛成派、否定派、様々な意見があります。手作りの尿素配合の化粧水を作られている方もいらっしゃいます。
ただどんな薬や保湿剤でもそうですが、合う合わないがあるので、慎重に選んで使用する事がとても大切ですね。私はサンホワイトのワセリンで保湿をするようになってから、カサカサになったり粉をふいたりしなくなりました。肌のバリアを作るイメージです。余計なものが一切入っていないので、安心して使ってもらえると思います。
少しでも悪化したり、痒みが増したら一度止めてみる。(私も含めて)情報を鵜呑みにしない。(汗)自分に本当に合うものを選んでくださいね。
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