肌の乾燥はアトピーの人にとっても、そうでない人にも大きな問題です。生活習慣を整えて正しい補水、保水、保湿をしていきましょうね。この違いって知っていましたか?
注意してほしいのですが、サプリメントだけでは乾燥肌は改善されませんよ。
※この記事は2016年5月に投稿していますが、2020年4月に追記・改稿をしています。
乾燥対策は温かい時期でも大事ですよ!
乾燥肌の方もアトピーの方も肌の乾燥は大敵ですよね。これから梅雨に入り、夏に向けて乾燥しなさそうに思いますが、注意が必要です。
実に色んな情報が飛び交っていますので、きちんと把握出来ていない人がいるかと思います。そこで本日は保湿や保水に焦点を当ててお話をしていきます。
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乾燥するとかゆみが増すアトピーの対策とは
保湿とは
外面的に油分のある商品などで、乾燥を防ぐため肌にフタをする事です。クリームやヴァセリンなどがこれにあたります。
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アトピーは乾燥とアレルギーが大きく関わっている
保水とは
セラミドやヒアルロン酸などにより、個人の肌の潤いを保とうとする力ですね。
このセラミドやヒアルロン酸が年齢を重ねるにつれて減少していきます。
また皮膚を掻いたりすると、セラミドが破壊されて外部からの刺激を受けやすくなります。
最近の化粧水にはセラミド配合というのも多いですね。セラミドは本来肌の一番外側の『角質層』に存在します。
その『角質層』は実は『死んだ細胞達』なのです。しかもセラミドはその中の40%を占めています。
『死んだ細胞達』が次の新しい皮膚が出来るまで、水分が蒸発しないようにしてくれているのです。
アトピーの人達は、本来セラミドが不足していると言われていますよね。なので、新しい皮膚が出来る前にボロボロと角質層が剥がれ落ちてしまうんです。
免疫力をあげるとアトピーにも改善・効果がある
ヒアルロン酸は、肌の奥の『真皮』に存在しています。ヒアルロン酸はネバネバした粘度の高い物質で分子量が大きいです。なので化粧品などからの浸透は、難しいと考えられています。
またサプリメントでの効果は100%ありえません。
膝関節や肌の潤い保持などの名目で販売されていますが、ヒアルロン酸は口から摂取出来ないのです。
各販売会社がキャッチコピーをつけて販売していますよね。
『ヒアルロン酸があなたの潤いをサポート』
『うるおい成分で肌を内部からサポート』
『膝関節にはヒアルロン酸で!』
どこも『肌がプルプルになる』『膝の痛みが消える』とは書いてないのです。全く効き目がありません。
ではどうしたら良いのか?
ヒアルロン酸注射です・・・が、先程も申し上げたように分子量が大きく、粘度性が高いので必然と太い注射針になります。
また経験の浅い医師や、腕の悪い医師に当たると、患部が壊死する事例も報告されています。なので、こちらはお勧めは出来ません。(使用の場合は必ず自己責任でお願いします。)
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アトピーの効果的な治療法で完治を目指す
最後に補水です
これは読んで字のごとく肌に水を補う事です。化粧水などを肌に浸透させていく事です。出来ればケチらずにたっぷりとつけましょう。ご自身の肌に合ったものを探してくださいね。
世間で言われている『保湿』『保水』は『補水』の事なんです。
まとめ
まずは生活習慣(食事、睡眠、ストレスフリー等)や腸内環境を整えて、自分自身の体内から『保水』します。なので、お風呂でゴシゴシ洗ったり、掻きむしるのは保水が出来ないのです。
その次に『補水』で肌に水分を与えます。市販の化粧水や乳液で構いません。ただヒリヒリしたり、ちょっと違和感を感じるのでしたら、あなたの肌には合っていないでしょう。最初から顔につけるのではなく、二の腕や脇の下などの目立たない所で試してくださいね。
最後に『保湿』で肌の水分、油分を逃がさないようにしましょう。水分や油分が逃げなければ、何度も保水や補水をしなくて済みます。肌をガードしましょう。余計な成分が一切入っていない『サンホワイトのワセリン』がベストでしょう。私もこれに変えてから乾燥とは無縁になりました。本当に助かっています。
一緒に乾燥対策をしていきましょうね。
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