ここ近年話題になっています、『オメガ３系脂肪酸』という油です。アトピーの人やアレルギーの人にとって、油というのは本当に大事です。
そもそも『オメガ３系脂肪酸』はどんな油の事を指すんでしょう？と、思っている人もまだまだ多いのが現状です。詳しく見ていきましょう。
※この記事は2017年4月に投稿していますが、2020年5月に追記・改稿をしています。
『オメガ３系脂肪酸』とは
『オメガ３系脂肪酸』とは不飽和脂肪酸（ふほうわしぼうさん）の事です。不飽和脂肪酸（ふほうわしぼうさん）とは、低温になっても固形にならない油です。
動物の油などは冷やすと固まりますよね。昨日の生姜焼きのお皿が、シンクの中で固まってたり、焼肉のタレの小皿が、タレと一緒に固まっていたりします。
あれって結構やっかいですよね。お湯で溶かさないと、なかなか・・・あっ、そんなにずぼらじゃないですよね。すみません。
サボった副腎とアトピー、病院の以外な関係？
『オメガ３系脂肪酸』は、エゴマや亜麻仁（あまに）などの植物油脂（しょくぶつゆし）に含まれているα–リノレン酸や、主に青魚（イワシ・サンマ・サバなど）に多く含まれているEPA（エイコサペンタエン酸）やDHA（ドコサヘキサエン酸）などです。
※厳密に言うと、『α–リノレン酸』は、体内でDHAやEPAに変換されます。
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日本酒のお風呂に入ってアトピーが劇的に軽減しました
そもそも、どうしてオメガ３系脂肪酸が、健康維持に良いとされているのかと言うと、血液をサラサラにする効果で知られているEPA。頭が良くなる（？）事で人気になったDHAなど、身体の中に入ると細胞の働きを、良い方向に導いたりするなどの効果が高い油なんです。
一時期流行りましたよね。頭が良くなるパンとか、勉強がはかどる食べ物が・・・あっ、すみません。
体内では作れない！？
この不飽和脂肪酸（ふほうわしぼうさん）ですが、人間の体内では作ることが出来ないんです。なので、食品などで体外から取り入れるしか方法がないんです。
また『オメガ３系脂肪酸』の含まれている油を、摂らないで生活するのは、かえって不健康につながるとされているんですよ。
よく、「ダイエットの敵だ！」と言って、油を全く摂らなかったり、ココナッツオイルなど身体に脂肪としてつきにくい油だけを限定的に摂っている人がいますよね。
この時にオメガ３系脂肪酸の油も摂っていれば、反対にダイエットの効果を促進するという事を、多くの女性たちは知らないのかも知れませんね。
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サプリメントは副腎疲労や夏バテ解消にも効果が
『オメガ３系脂肪酸』の効果としては、EPAが血液をサラサラにしたり、DHAの様に頭が良くなるなど、脳の働きを促進させたりする効果の他に、血球のコレステロール値を下げたり、中性脂肪を減らしたりするんです。
また、脂肪肝（しぼうかん）や動脈硬化（どうみゃくこうか）、高血圧も予防してくれるので、ダイエット中の方はもちろん、普段から健康に気を使っている人にも有効的な油なんですよ。
他にも、花粉症などのアレルギー症状の緩和（かんわ）や、DHAによる脳の活性化に伴う認知症（にんちしょう）の予防なども確認されています。普段使っている油を『オメガ３系脂肪酸』に代えるだけで、かなり健康維持に繋がっていきますよね。
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免疫力をあげるとアトピーにも改善・効果がある
ただ気をつけて！！
「オメガ系の油を摂れば健康」と思い込んでいる風潮があるんですけど、『オメガ６系脂肪酸』の油は、なるべく摂るのを控えてください。
私たちアトピー性皮膚炎や、アレルギー疾患の患者は、『オメガ６系脂肪酸』が症状を悪化させている事があります。
『オメガ６系脂肪酸』は、サラダ油、ごま油、べにばな油、コーン油、マヨネーズなどなどです。これらの作用は、炎症をひどくして、アレルギーを促進させ、ドロドロの血液にするのです。
これは脅しでもなんでもないです。『いつまで病気の原因になるトランス脂肪酸を口にするのですか』でも書きましたが、“油を代えれば身体は変わるんです”。
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副腎のツボでアトピーが好転反応をする
まとめ
欧米の食文化が大きく影響しているといえます。『治療に役立つアトピーの人におすすめの食べ物7選』でも書かせてもらいました。日本人には日本人の食が合っているんだと思います。普段から和食中心にして、油を代えてみてください。
きっと変わりますからね。
肌の保湿も大切です。サンホワイトのワセリンは余計なものが一切入っていない素晴らしい商品です。大容量なので二ヶ月毎日使っても半分も減りませんよ。（笑）
いまだにシャンプーを使っていますか？『肌トラブルを改善するためにシャンプーの使用をやめてください』。オメガ３系脂肪酸だけでは、根本的な解決にはならないんです。ただ油を代えると身体が変わる事について書かせて頂きました。
一緒に頑張っていきましょう。
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