アトピーの治療に薬を使っている方も多いでしょう。ただ薬では症状を抑えているだけなのです。酷い状態なのでしたら、薬も併用していくという考え方です。
何事も鵜呑みにするのではなく、自分に合う合わないを確かめなくてはなりません。日々の生活から見直す事も大切ですよ。
※この記事は2016年6月に投稿していますが、2020年4月に追記・改稿をしています。
ステロイドとプロトピック
アトピーとステロイドの関係で誤った情報に困惑?
以前お話させて頂いた『ステロイド』副腎皮質ホルモンですね。それとプロトピックについて書かせて頂こうと思います。
この二つの薬の違いは『ステロイドには副作用があり』『プロトピックに副作用はない』と言われています。本当にそうでしょうか?
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アトピーの人にとって怖い?副作用があるプレドニンとは?
確かにステロイドには副作用がある事は事実です。ですがプロトピックにも副作用はあります。この世の中の薬、すべてに副作用は大なり小なり存在するのです。
ステロイド外用薬とは
ステロイド外用薬には5段階で強さが決められています。強い薬になるほど副作用も出やすくなりますね。
代表的な副作用は、『毛細血管の拡張』『感染症に弱くなる』『使用をやめるとリバウンドで酷くなる』『副腎機能の低下』『将来的に白内障・緑内障のリスクを伴う』などがあげられます。
ステロイドは即効性が高く、炎症をすぐに治めてくれます。
プロトピック外用薬とは
プロトピック外用薬とは、免疫抑制剤配合のお薬でステロイドは入っておりません。発売からもうすぐ20年の外用薬なんです。
副作用としては『長期間、使用量が多いと発がんのリスクが高くなる。』と、アメリカの食品薬品局(FDA)が警告を出しています。そして腎臓の機能障害もあげられています。
また始めてプロトピックを使用した時や炎症がある時に使用すると、業火に焼かれているような熱さを感じます。とても耐えられません。
使用方法としては、プロトピック小児用という薄めた軟膏から徐々にプロトピックに切り替える必要があります。
医師も、最初からプロトピックを塗らないように指示しています。炎症をステロイド剤で抑えてからプロトピックに移行する方法をとったりもします。
発がん性のリスクに関してはマウスの実験での結果です。発がん性物質は世の中に沢山ありますよね。日光の紫外線、コーヒーもそうですし、焼いたサンマに大根おろしもそうです。(笑)
腎機能障害についてもそうです。要は自己の免疫力を高めて、がん細胞に勝つ身体にする事が大切なんです。
この様に薬には、良い面と悪い面が共存しています。
そして重要な事は、薬では完治出来ないという事です。
炎症を抑えたり、悪化するのを止める事は出来ますが、現代医学では薬での完治は無理なんです。
薬での完治が無理なのに処方する理由
では何故病院は薬を処方するのでしょうか?
一、皮膚の事しか見てないから
一、患者が要求するから
一、酷い症状を一刻も早く治してあげたいから
一、いつまでも病院に通ってくれるから
一、製薬会社と病院が儲かるから
と推測出来ます。
私は薬の使用を否定しているわけではありません。確かに症状の酷い時は薬に頼って良いと私は思います。
痒くて夜も眠れない、仕事や勉強に支障をきたすくらいなら使ったほうがましです。
酷い状態なのに保湿だ何だと言っている場合じゃないと思いますしね。
注意点!
ただ薬は毒と同じです。使用箇所、用量を間違っては、元も子もありません。
余計に酷くなりますよ。医師の診断の元、正しく使って症状を軽減する事は大切です。
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免疫力をあげるとアトピーにも改善・効果がある
まとめ
アトピーの症状が悪化しているのであれば、医師の診断のもと、薬で症状を軽くしましょう。そして腸内環境の改善化、免疫力アップ、アレルギーの排除、部屋の掃除や寝具の見直し、水道水の塩素除去、お風呂の入り方や洗い方、日々の食事を変える、ストレスの軽減、肌の乾燥を防ぐ、副腎を鍛える、保水や保湿の方法と、やるべき事は多いのです。
最初から全てを行うのは肉体的にも精神的にも無理が生じるでしょう。出来る事から一つずつ取り組む様にしてくださいね。顔のかゆみ、肌トラブルはストレスからきている可能性もあるのです。これらがストレスになってアトピーが悪化しては意味がないのです。
薬だけに頼るのは、もう止めましょう。
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