昨今ではアレルギー表示を明記している商品も多いですよね。
『原材料の一部に◯◯、◯◯◯を含む』や『◯◯◯、◯◯を含む商品と共通の設備で製造しています。アレルギーをお持ちの方は充分にご注意ください。』など多くの製品に注意書きがあります。
ですがこれは、必ず記載しなければいけないものではないのです。どういう事でしょうか。早速見ていきましょう。
※この記事は2016年6月に投稿していますが、2020年4月に追記・改稿をしています。
原材料名の表示について
対象となる食品
アレルギーの原因となることが知られている食品のうち次の7品目は、患者数の多さや症状の重さから、原材料として使った場合だけでなく、原材料を作るときに使った場合も、これらが使われたことがわかるよう必ず表示してあります。
えび、かに、小麦、そば、卵、乳、落花生
アレルギーの原因となることが知られている食品のうち次の20品目は、上の7品目と同様に、これらが使われたことがわかるよう表示することが勧められています。
これらの20品目が使われているのかどうか心配な方は、食品メーカーの『お客さま相談室』や『アレルギー専門窓口』に問い合わせましょう。
あわび、いか、いくら、オレンジ、カシューナッツ、キウイフルーツ、牛肉、くるみ、ごま、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、まつたけ、もも、やまいも、りんご、ゼラチン(※ごまとカシューナッツが、平成25年9月20日に新たに追加されました。)
引用元:農林水産省HP
上記の様に7品目は必ず、下段20品目については勧められている状態です。
表示の仕方は様々
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免疫力をあげるとアトピーにも改善・効果がある
『卵』の代わりに『エッグ』
『落花生』の代わりに『ピーナッツ』
『牛肉』の代わりに『ビーフ』
などがあります。
また『マヨネーズ』と表示されていたら『卵』が表示されない。『油揚げ』と表示されていたら『大豆』とは表示されない事もあります。
個人商店などは原材料表示すらありません。知りたい場合は、個人的に聞くしか方法がないのです。
私の体験談
ここ数年スナック菓子などは口にしていなかったのですが、先日スーパーで目に入り、突然『◯っぱ◯びせん』が食べたくなりました。
子供の時に食べた思い出。あの止まらない感覚。美味しさ。一気に口の中が唾液で溢れてきます。
「最近は肌の調子も良いし、原材料を見て問題なければ買って映画を観ながら食べよう。」などと考えて原材料名を見ると、
「あ~大丈夫そうだな・・・。」と、迷わず購入しました。
家に帰り映画の準備をして、アイスコーヒーもセット。映画を観ながら、『◯っぱ◯びせん』を食べ、アイスコーヒーを飲む。「あ~休日を満喫してるな~。美味しいな~」と思っていました。
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食物アレルギーの恐ろしさをもっと多くの人は知るべき
が、『◯っぱ◯びせん』を半分ほど食べた頃、無性に身体が痒くなりました。「あれおかしいなぁ。原材料名は確認したし、コーヒーとの組み合わせかな・・・。」などと考えて、袋の裏を見たところ驚愕の事実が判明しました。
「パーム油???」「吹き付ける???」 そうなんです。
私は色々なアレルギーがありますが、中でも『木の実類』は異常に反応を起こします。アーモンド、くるみ、カシューナッツ、ココナッツなどは本当に危険なんです。
パーム油とは、ヤシの実から取れる油なんです。
常日頃から気をつけてはいました。
外食でのカレーは、ココナッツバターやココナッツが入っている可能性があるので食べない。
揚げ物は、油にパーム油や衣にアーモンドを砕いて入れてるので食べない。
商品を購入する時は、必ず原材料をチェックする。
などなどしてきましたが、見落としていました。・・・残念です、はい。
今回は私のミスですが、原材料名以外の所に記載されているとは、思いもしませんでした。今までだいぶ良くなっていた私の肌は元の木阿弥です。ガサガサしだし、薬を塗っても痒いままです。
改善するのに10日程かかってしまいました。
まとめ
食品表示や原材料名などが、きちんと定められていないのが現状です。本当にアレルギーに関しては、この国はまだまだだな~と感じます。軽視されているというか、重要視されていないというか・・・。
『食物アレルギーの恐ろしさをもっと多くの人は知るべき』だと思います。命に関わる事なんですから。
あなたもアレルギーをお持ちでしたら、細部まで確認をして購入するように気をつけましょうね。
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