女性と出会い、恋愛に発展するための重要事項とは

　昔から言われている言葉があります。
『お医者様でも草津の湯でも惚れた病は治りゃせぬ』
『あばたもえくぼ』
『惚れた腫れたは当座の内』

　あなたも、聞いた事がありますよね。

はじめに

　最初にはっきりと申し上げます。今から記述する事は、如何わしい方法でもなければ、宗教でもありません。

　ただ、知っているのと知らないのでは、大きく変わってきます。

　小学校の時に使用した分度器を思い出してください。あの本当に少しの一度のズレ、あれが1ｍ進んだとしたら、その差はどのくらいですか？もし1km進んだとしたら？

　たった一度の違いが、方向性に大きく関わってきますよね。その差は歴然です。

　一度のズレで1km先では、およそ17.5ｍの差が出来ます。もちろん距離が増えれば、その差も広がりますよね。

　知っているか、知らないかは一度のズレではないでしょう。180度の違いかもしれないです。結果、目的地も正反対になります。格差問題は本質を見抜かないとダメな人間になるんです。

　それほど重要だという事を、まずはご理解頂きたく思います。あなたの人生は、これから長いですからね。

恋は・・・

　さて、何が重要事項なのかという事ですが、『恋は洗脳』だという事です。言葉を変えると『恋は自己暗示』です。

　あなたが好きになる人も、かわいいと思う相手も、どうしてこんなに好きなのかと思う事も自己暗示です。

　ちょっとビックリさせちゃいましたかね。でも自分で自分をコントロールしているんですよ。自分を変えたい人に必要なのは、ちょっとした勇気です。

　勉強や仕事が手につかなくなる。気がつくと、その子の事を考えてしまう。それもこれも全部あなたの脳が支配しているのです。

お医者様でも草津の湯でも惚れた病は治りゃせぬ

　あなたも聞いたことありますよね。『お医者様でも草津の湯でも惚れた病は治りゃせぬ』は、昔の川柳です。

　また群馬県草津温泉の『湯もみ』として歌われています。高温の温泉を長い板でかき混ぜながら歌う『草津節』という民謡ですね。

というフレーズから始まるあれです。この草津節の歌詞の中に出てくるんですよ。

　この様に医師であろうと、名湯であろうと、恋の病は治らないと言っているわけです。

あばたもえくぼ

　こちらの意味は、愛した相手に対しては、どんな欠点でも長所に見えてしまうという事です。あばたとは、天然痘（てんねんとう）や痘瘡（とうそう）が、治った後に出来る小さな皮膚のくぼみです。

　それが大好きで愛おしい人には、可愛らしいえくぼに見えるという例えですね。

　この様に、実際に見えているものさえ、違うものとして見ようとする働きが私たちの脳にはあるのです。自己変革や自己肯定のプログラム｜アファメーションとは？

惚れた腫れたは当座の内

　惚れた腫れたは当座の内（ほれたはれたはとうざのうち）と読みます。

　意味は、相手の女性を好きで好きでたまらないと、恋愛の熱が急上昇したとしてもそれは一時的である。実際の生活をしていくうちに、徐々に冷めていきます。結婚をしたのなら尚更です。

　タンスの角などに足をぶつけて腫れてしまっても、数日経てば腫れもひいていきます。

　『惚れた惚れられた』だとゴロが悪いので、『惚れた腫れた』と粋に言ったのではないでしょうか。昔の人は、上手いこと言うものです。関心しちゃいますね。

　ちなみに『惚れる』のこの漢字ですが、実に面白いんです。

と、ほれる事がどういう事か分かりますよね・・・。（笑）

　また『惚れて通えば千里も一里（ほれてかよえばせんりもいちり）』という言葉もあります。

　こちらは読んで字のごとくですよね。大好きな人に逢いに行くのは、ワクワクドキドキで長い距離も短く感じるのです。

まとめ

　人間を構成しているのは、先天的な要因と後天的な要因です。目的を明確にする事で達成率が格段に変わるのを知っていますか？

　割合は、各国の学者さんたちが研究していて、結論には至っていません。性格もそうですし、肉体的にもそうですし、思考、頭脳の使い方、感受性と比較検討する事が多く、一概に答えは出ないのではないでしょうか。

　しかし、今のあなたを構成したのは、“あなた自身”なんですよ。なぜ批判ばかりする人が増えたのか｜批判的思考とは・・・。友人や先生、親のせいではないのです。

　そんなあなたが、あなた自身で、自己暗示をかけているのです。逆をいえば、『好きになろうと思えば、好きになれる』んですよね。

　嫌いな人も同様です。あなたが嫌いになりたいと思って、嫌いなだけかもしれません。

　思考の訓練を行えば、もっと有意義な人生を送れるはずです。知っておいても損はしないはずですよ。楽しい人生のためには・・・。

　最後まで読んでくださり、ありがとうございました。