header

倫理問題編 社会問題

バイトテロやバカッターになってしまう4つの理由と回避術

更新日:

 

 なかなか無くならないバイトテロやバカッターです。
本人がクビになるだけではなく、学校を退学処分されたり多額の損害賠償を請求されたりします。
親御さんに金銭の迷惑を掛けるだけでなく、中には親御さんがリストラされるケースも・・・。

 

 生活費や小遣いを稼ぎに行っているのに、それを遥かに上回る代償を支払う羽目になってしまいます。何故バイトテロやバカッターが無くならないのか、それはある心理が働いているからなんです。
一つずつ見ていきましょう。

 

 

集団心理

 

 

 洗浄機や冷凍庫に入る、商品に口をつける、ゴミ箱に入れた食品を再利用しようとする、床に食品を擦り付けるなど普通に考えたら良くない事だというのは本人達も分かっているはずです。しかしその様な行動に移した背景には『面白い』や『バカバカしい』という短絡的な発想で、理性が制御出来なくなったのでしょう。

 

 頭で思い描くだけと実際に行動に移すのは、同じ様でも雲泥の差があります。ましてや動画や写真に残しSNSなどにアップするのは言語道断です。人が何故そんな馬鹿げた行動をするのかの一つに『集団心理』『群集心理』が関係していると私は思います。

 

参考:Wikipedia

 ほとんどの動画はカメラワークをしているので、バイトテロをしている本人以外にも撮影者がいるのです。一人では行動に移さない事でも、複数人が関わると恐ろしい結果に結びつく事があります。

 

 2018年のハロウィン、渋谷での軽トラックを横転させる事件。サッカーワールドカップでの暴動などは、集団心理の事例です。海外でも魔女狩りや恐怖政治に代表されるように、集団心理とは非常に恐ろしい状態を作り出すシステムなのです。

 

 ただ集団心理自体が悪ではなく、例えばスポーツ観戦で観客の結束した応援で勝利を掴む事が出来たり、アーティストのライブで観客が一つになり大いに盛り上がったなど良い結果を生むこともあります。

 


 

 ですがスポーツ観戦でもライブでも一歩間違えれば最悪の結果に変わっている事も少なくないのです。納得がいかず不満を爆発させて暴徒化したり、物を壊したりと個人ではやらなかった行動を集団では起こしやすくなっているのです。どちらにしても冷静ではいられなくなり、理性を欠いてしまうという点で集団心理の恐ろしさを改めて認識する必要があります。

 

 バイトテロやバカッターも集団心理が強く影響しているでしょう。
友達が囃し立てた事や、異常に盛り上がったなどで馬鹿な行動を起こしているといえます。
回避するには、『集団心理だ』と気づく事が重要です。いち早く気づき冷静になって考える事で愚かな行動から自分を守れるのです。

 

匿名性

 

 

 第二に『匿名性』が挙げられます。多くの人が住所や氏名が特定出来ないと考えています。
ここに大きな問題があるのです。自分の正体が分からなければ何をやっても良いとついつい思ってしまうのです。

 

 

 ハロウィンでのゴミ問題もそうです。メイクをしているから自分だとばれない。ばれなければちょっとくらい悪い事をしても許されると思い込んでいるんでしょうね。夏祭りや花火大会、観光地やイベントでもゴミの不法投棄やマナーの悪さが取り上げられます。あまりにも愚かだと思いませんか。

 

 今では街中に防犯カメラが設置してあり、一億総パパラッチと言われるほど、ほとんどの人がスマホや携帯を持っています。いつでもどこでも見られていると意識するべきです。今までばれなかったからこれからも大丈夫だろうというのは、浅はかな考えなんです。

 


 

 この様な浅はかな考えの人が増えてゴミが街中に散乱したら、法律や条例が作られて罰則がより厳しくなっていくんですよ。世の中が馬鹿に合わせて進んでいくんです。どんどん住みづらい街になってしまいます。

 

 だからといって不法投棄が劇的に減る事はありません。何故なら「素性がばれなければ問題ない」と考えている輩がいなくならないからです。それが『匿名性』です。

 

 何も匿名性が悪いわけではありません。テレビやラジオで匿名希望など視聴者投稿をする時に使われます。実際に匿名で投書をした経験もあるかもしれません。ですから匿名自体が悪くはないのですが、一つだけ問題があるんです。それは責任放棄という事です。

 

 葉書やメールで投稿した時も、内容に一切責任を取らないという姿勢が匿名性にはあるのです。
なのでバイトテロやバカッターをする人達は、知ってか知らずか匿名性によって無責任の状態になっているんです。これが第二の問題なのです。

 

有名になりたい

 

 

 もしかしたら本人達は否定するかもしれませんが、有名になりたいという心理も大きく関わっています。言葉は違いますが『目立ちたい』『ちやほやされたい』『喜んでもらいたい』『いいねが欲しい』という事も含めて有名になりたいという事です。

 

 やってはいけない事をする行為は、考えが足りないのでしょう。動画や写真に撮るのは、後で自分たちで見て楽しむのでしょう。ダメなんですよ。ここまでの行動だけでも悪いので決して真似はしないでほしいのですが、理解は出来ます。

 

 ただネット上にアップするという行為は、単純な考えや根拠のない安心感などの突発的な行動だと思いますが、有名になりたいというのが深層心理にあるのでしょう。見てくれた友人・知人が楽しんでくれる。いいねやコメントが届くなどです。あたかも人気YouTuberにでもなった気分です。

 


 

 脳内ではドーパミンやセロトニンという快楽ホルモンが分泌されて、気持ちよくなり幸福感を味わう事が出来るんです。この有名になりたいという心理は誰しもが持っているものです。もしかしたらあなたは「自分はそんな事を思っていない」と言うかもしれません。しかし無意識の深層心理には存在しているのです。

 

 バカバカしい写真や迷惑を掛けた動画をアップした所で、お店や企業に損害を与えるだけで犯罪者として有名になるだけです。SNSなどネットに上げた事によって、酷い現状を世の中に知らしていますが、そもそも馬鹿げた行為をしてはいけないのです。

 

 これがバイトテロやバカッターに陥ってしまう第三の問題なんです。

 

想像力の欠如

 

 

 四つ目の問題として想像力の欠如があげられます。バイトテロやバカッターに限った事ではありませんが、これは重大な要素の一つです。概ね罪を犯す人々は途中で想像する事を止めてしまいます。それをする事で後々どうなるのか。どれほどの迷惑や危害を加えるのか。損害についてもです。

 

 我々は経験などから次に何をするべきか常に選択しています。自分に得になる方、損をしない方、時間を短縮する方、有益であると思える方を選んでいます。それは想像力のなせる業なんです。馬鹿な行動をとる人は、それを放棄していると私は考えます。

 


 

 冷静でいられなくなり、視野が狭く自暴自棄になるのかもしれません。本来であれば選ぶべき方ではないはずなのに、あたかも選択肢がそれしか残っていないと思い、誤った方を自ら選んでしまうのです。

 

 本質的に想像力は、物事や現象を理解するための手助けとなる優れた能力なのです。
ジョン・レノンの名曲『imagine』でも分かる通り、輝かしい未来へ進むための想像です。それを放棄しているが故、あの様な結果になったのです。愚かな行動をして、それを撮影しSNSへアップする。少し想像したら、どうなるか分かりそうなものなんですけどね・・・。

 

炎上させてはいけない

 

 

 以上の四つが複雑に絡み合ってバイトテロやバカッターは、中々いなくならないのが現状です。
バイトテロやバカッターは、お店や企業に多大な損失を与え、個人だけでなく親類縁者にも迷惑を掛ける行為です。もちろん自分の人生にも不利益になります。

 

 

 私は仮に知っていたとしても企業名や個人名をここでは書きません。それは誹謗も中傷も名誉毀損もしたくないからです。確かに彼らは悪い事をしました。しかし同じ様にSNSで吊るし上げるのは、彼らと同罪に近いと感じてしまうんです。だって吊し上げて炎上させた所で何も解決しないじゃないですか。やっているのは正義だと勘違いしてるのでしょう。そんなもの正義でも何でもないですからね。

 

 多くの人は他人の言動に反論や否定をするだけで、自分の方が正しいと思い込んでいます。違うんですよ。反論や否定をする時には、『代替案』を出さなければ意味がないんです。

 

 例えば市民のために、ここにゴミ処理場を建設する時に、「ゴミ処理場の建設反対!」って言ったりしますよね。反対は分かったから、だったらどこに建設するのが良いのか、どうすれば良いのかを言わないとダメじゃないですか。

 


 

 それと一緒でバイトテロやバカッターを叩いた所で、あなたが優位になったわけでもないですし、改善するわけでもないんですよ。軽い気持ちで叩いて、汚い言葉で書きなぐって、快感ホルモンが分泌しているだけなんです。ほら同罪に近いでしょ。

 

 二十年ほど前にある芸人さんが事件の犯人ではないかと、いわれなき誹謗や中傷で酷く被害を受けました。当然仕事も無くなり、未だに大変な人生を送っています。

 

 この誹謗や中傷した人達は、れっきとした加害者なんですよ。根拠のない噂に流されて相手を叩いて、人生を狂わせておいて無罪っておかしくないですか。だから絶対に誹謗や中傷する事、炎上はやってはいけないんです。

 

まとめ

 

 

 バイトテロやバカッターがあまりにも多く、またそれらを叩く行為は絶対にしてはいけません。要は人の心の問題なんですよ

 

 レンタルのトラックで歩行者に突っ込んでも、包丁で他人を傷つけてもトラックも包丁も無くなりません。それはトラックも包丁も悪ではなく、使う人に掛かっているからで、必要としている人がいるからです。物も人も相対的なんです。相手によって変わるんです。

 

 最後に私の代替案として言わせて頂きます。
「そんくだらない事をしてないで、世の中にはもっと面白い事、楽しい事があるよ。一緒に見つけようぜ。」

 

おすすめ記事

1

     真実を知る覚悟はありますか?今あなたの勇気が試されています。 覚悟・勇気が無いのでしたら即座にこのページから離れる事をおすすめします。 ネット上に多数存在する楽しい記事を ...

2

   人が生きていくために『人間関係』は切っても切れない問題です。 友人・知人または学校での教師や同級生、先輩や後輩付き合い。職場での上司や同僚との付き合いです。ご近所の付き合いもありますし ...

-倫理問題編, 社会問題
-, , , , , , , , ,

Copyright© オトナの生き方メソッド , 2019 All Rights Reserved.