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倫理問題編

学級崩壊の原因と対処法を全員で取り組む

 

 いまや全国的な社会問題として取り上げられる『学級崩壊』です。

 

 現状としては年々増加しているという発表もあります。また深刻化・悪質化していくと予想されています。学校に行きたくないキミは次にどうするべきかを考えるべきです。

 

 そんな状況の中、子供達とどう関わっていけば良いのか考察していきます。

 

学級崩壊とは

昼間の無人の教室

 

 そもそも学級崩壊とは、

学級が集団教育の機能を果たせない状況が継続し、通常の手法では問題解決が図れない状態に陥った状況を指す。(wikipedia参照)

となっています。

 

 そして驚くべきことに、1990年代後半からマスコミが使用をして、広まった表現だとされています。

 

 およそ20年以上も具体的な改善もされないままなのです。さらに問題は低年齢化したり、悪化したりしています。

 

 1970年代には、家庭内暴力や校内暴力などが頻発していました。学級崩壊は、それが形を変えているだけのようにも見えます。

 

 根っこの部分は同じで、ただ物を壊したりするのではなく、教師一人に対してや、クラス・授業を壊す方向へシフトしたのではないでしょうか。

 

自分を変えたい人に必要なのは、ちょっとした勇気です。

 

 主な行動として『立ち歩き』『寝ている』『イヤホンで音楽を聴く』『漫画を読む』『トランプをしている』『ボール遊び』『教師への暴力』などがある。

 

 私が学生の頃にも多少の事例はありましたが、ここまで酷い状況になった事はありませんでした。ましてや学級崩壊などは起きていませんでした。

 

 近年の事例として、最初は軽度の事案から、どんどんエスカレートしていくようです。

 

 中には授業中に机や椅子を倒したり、非常ベルのボタンを押したり、便器の中に大量のトイレットペーパーを流して、トイレを壊すなど教室外へと移行して悪質になっています。

 

 これは決して他人事ではありません。当事者だけでなく、この様な状況が当たり前だと認識した生徒達も含めて、将来の宝が腐っていくのです。

 

  何十年後にはその子達が日本を動かし、新たな子供達への教育をするのです。学校教育という日本独自の問題点はここにある!!

 

 

学級崩壊の原因

割れたガラス

 

 前述したように70年代には校内暴力、90年代からは学級崩壊が始まっています。その当時の子供達が今では親になっているのです。

 

 悪さをしていた人の子供が、悪さをするというような、根拠のない誤った事を言うつもりはありません。しかし、当時の経験が今に生かされていないのです。それでは何も変わりません。

 

 一概にこれが原因だと明確には言えませんが、一つだけはっきりしています。それは当事者であろうが、傍観者であろうが、親の教育が悪い!という事です。

 

 まず当事者の親御さんは、知らないでは済まされません。

 

 状況を把握する以前に、そういう行動をとらせない子供に育てる義務があります。きちんと子供を育てる義務を放棄しておいて学校や教師に責任転嫁しても無意味です。あまりにも愚かですよね。

 

 また知らないのであれば知る努力をしなさい。何もしないで「知らなかった」では、お話しになりません。

 

 これは傍観者の親御さんも一緒です。いま学校で何が起こっているのか、子供達が何を考えているのか、どう思うのかを聞くようにしましょう。

 

 「子供が話してくれない」などは、単なる言い訳です話さない子供に育てたのはあなたなのですから。

 

格差問題は本質を見抜かないとダメな人間になる

 

 先日も小さなお子さんを乗せて、自転車を漕いでいる若いお父さんがいました。その方は横断歩道ではない所で、片側三車線の道路を横断していたのです。

 

 それは、小さい事なら悪い事をしても良いと教育しているのです。もし車で轢かれてお子さんが重症を負ったとしても、そのお父さんの責任ですよね。

 

 子供達は大人達の言動を、びっくりするほど観察しています。そしてそれを真似するのです。

 

 また、親の愛情が薄いという事も言えるでしょう。


 教室内を歩いたり、突然の行動を起こすのは、寂しい感情の現れです。構ってほしくて仕方がないのです。

 

 それが激しさを増すと、教師への暴言や暴力に繋がります。要はちゃんと自分の事を見てほしいだけなのです。

 

 そういったクラスメイトが、注意されない、叱られないと知った時に『悪いことではない』『やっても良い事』だとインプットされます。

 

 すると当事者の真似をし始めるのです。「だって親もちょっとした悪い事は、やっても良い事にしているから」と自分を正当化します。大人の言う事を聞くからダメな人間になる本当の話しなんです。

 

 この様に学級崩壊の原因の一つは、『親御さん』なのです。

 

対処法 叱る

愛情いっぱいの母と息子

 

 私が学生の頃は、教師のビンタなどは日常茶飯事でした。悪い事をしてのビンタなら、納得も出来るのですが、無実の罪でビンタをされたのも数回あります。

 

 その時に抗議をしましたが、教師は聞く耳を持ちませんでした。人の話しを聞かない教師には何を言っても無駄だと思い、私はその教師を信用する事もなくなり、一切近づかなくなりました。

 

 この様に大人とは理不尽な生き物です。平気で嘘をつきますし、権力には弱く、我をすぐに見失います。

 

 自分の事を守る事しか頭になく、他人や社会の事には関心があるふりをします。私の様なおじさんが言っているので、説得力は弱いかもしれないですけどね。(笑)

 

 原則的に私は体罰は反対です。また罰を強化するのにも、大きな疑問が残ります。

 

 例えば罰を強化しても、悪い事する奴はやりますし、犯罪などの抑止にもならないと思います。なので悪さをした子供達には、叱る事が非常に重要だと考えます。

 

 

 怒ってはいけません、叱るのです。怒るのは自分の言う事を相手が聞かないから怒るのです。

 

 例えば道端で肩がぶつかったとします。その人は相手に「謝れ」と言うでしょう。相手が素直に謝ればその人も怒りません。しかし謝らなかった時にその人は怒り出します。

 

 また親が子供に「早くお風呂に入りなさいって言ったでしょ!」とか「いつまでゲームしてるの!」というのも一緒です。

 

 相手が言う事を聞かないから怒るのは、自分の優位性・権力を認めてほしいからなんです。なので怒ったところで何も解決しないのです。

 

 それに対して『叱る』は違います。暴力で解決しようとするのは親の躾(しつけ)が問題なのではないでしょうか。

 

 まず子供が起こした行動が、悪い事だと認識しているかどうかを、知る必要があります。知らないのでしたら教えます。悪い事だと知っていて行動した場合は、何故したのか理由を一緒に探しましょう。

 

 そして何故やってはいけないのかを、考えさせます。答えが出てこないのでしたらヒントを与えます。


 極力教えるのは控えましょう。なぜかというと『子供が考えられない人間』に育つ可能性が非常に高いからです。

 

 

人は教えられた事は割と早い段階で忘れます。しかし自分で学んだ事は継続するのです。これが教育です。教える事が教育ではないのです。そしてこれが叱るという事です。叱るのは、相手の事を考えて初めて出来る行動なのです。

 

 

対処法 退出

廃墟の天井から差し込む光に一脚の椅子

 

 これはちょっと極論すぎると言われるかもしれません。しかし勉強をしたい子供達の邪魔をするのですから、学校の敷地内から出ていってもらいましょう。

 

 いじめの原因は勝手だ!対策と解決方法を伝授します』の所でも書きましたが、義務教育というのは『親が子供に初等教育を受けさせる義務』なのです。

 

 授業を聞きたくない生徒には、いてもらわなくても構わないでしょう。

 

 代わりに親が授業を受けるか、親が家で教育するかすれば良いのです。

 

 一所懸命に勉強している生徒の、邪魔をしていい権利なんて誰にもありません。当事者の親御さんが怒ってきそうですが、逆の立場だったら文句を言うくせに、そんな時だけ学校のせいにしてきます。私にしたらちゃんちゃら可笑しい行動です。

 

バイトテロやバカッターになってしまう4つの理由と回避術

 

 そもそも高校生で学級崩壊なんてものは、存在しないと思っていたのですが、スマホで動画を撮って、ネットに上がっていたりするのを見ると本当に情けないです

 

 高校とは自分の意思で通うところです。学校に行きたくないのなら行かなければ良い。授業を受けたくないのなら受けなければ良い。学校に行きたくないキミは次にどうするべきかを考えるだけなんです。

 

 他の人の邪魔をしたり、教師に暴力をふるうなど言語道断です。

 

 そんな高校生は、何も分かっていない赤ちゃんと一緒です。これもまたこうやって書くと「ふざけんな!」「馬鹿にするな!」と怒ってくるでしょうね。

 

 でも怒る前に、ちょっとだけ考えてください。将棋界の藤井聡太さんは中学生でプロですよ。また高校生で起業をして社長になった人もいます。私に怒る前に自分達の事を、一度見直してみたらいかがでしょうか。

まとめ

開かれた本のページで作られたハートマーク

 

 未来を担う無限の可能性を秘めた大切な子供達が、学級崩壊などというもので腐っていくのはどうしても納得がいきません。

 

 学級崩壊とは、子供達や親御さん、教師・学校・教育機関・文科省だけの問題ではないのです。

 

 我々一人一人の問題なのです。それが地域を発展させて街を良くして、国を良くしていきます。そして世界が良くなるのです。

 

 

 自分の事だけを考えるのではなく、他人の事を考えられる人間に、共になりましょう。人を育むものは『愛』なのですから。自分を変えたい人に必要なのは、ちょっとした勇気です。

 

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